サバゲーのテクニック・戦術

撃った後、スグ動くか?動かざるべきか?その判断基準

 

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「エアガンを撃ったらスグ別の場所へ移動すべきだ」

「撃ったらスグ移動しないと、敵に位置がバレているので攻撃されて不利」

 

サバイバルゲームでは定番のアドバイスの1つですが・・・

前回の「本当に撃ったらスグ移動すべき?」でお伝えしたとおり

ゲーム中の状況を冷静に思い返しすと・・・

  • エアガンの発射直後は、敵ゲーマーが
    エアガンの発砲音のした自分の方向を注視している状況

である事が殆どなので

エアガンを撃ったからと、スグに移動すると
却って敵に発見されるリスクが高い

という事実が浮かび上がってきました。

 

しかしその一方で

「撃ったらスグ移動する」事で
敵ゲーマーを着実に倒していくベテランゲーマーが存在しています。

 

以上の事実から

  • エアガンを撃ったらスグ移動
  • エアガンを撃っても、スグには移動しない

2つの行動パターンを使い分けるべきという結論に至りました。

 

そこで今回は

「撃ったらスグに移動すべきか?その判断ポイント」について

考えてみたいと思います。

 

 

相手にバレてないなら、移動する必要なし

冒頭でも申し上げたとおり
サバゲー業界では

「エアガンを撃ったらスグ別の場所へ移動すべきだ」

というアドバイスが未だに根強いです。
その理論的な根拠としては

「撃ったらスグ移動しないと、敵に位置がバレているので攻撃されて不利」

これもよく言われる事です。

 

理論的に、おかしな所はないのですが
本当にそれが「撃ったらスグ移動すべき主な理由」ならば
逆に言えば・・・

「敵に位置を特定されていないなら、
『撃った後にスグ移動する』必要性も少ない」

という事になります。

 

それを証明するかのように

  • 発砲を続けても敵から反撃を受けず
    移動せずとも、何人も倒すことが出来てしまった

上記のような状況は
特にブッシュの濃いフィールドでは
頻繁に直面する事になるかと思いますが
この状況では

「撃った後もあえて移動せず、
敵に『目立つ移動中の自分』を発見されるリスクを排する事で、
相手にバレないように攻撃を加え続ける」

というシーンに繋がっている訳です

 

したがって、
あなたが何度も敵ゲーマー攻撃をしているのに
一向に敵から反撃を受けない状況下では
撃ったらスグ移動する必要性は少ない事になります。

(残り少ないゲーム時間でフラッグアタックが狙える状況などを除いて)

 

理想は敵にバレる(バレそうな)状況になる前に
移動を開始するのが、最も効果的な移動開始のタイミングになりますが

「いつ相手にバレるか?」

そのタイミングは敵にしか判らない以上
ヘタをすると
相手にバレた=自分が攻撃され被弾・戦死するリスクに直結しかねません。

 

スグに移動すべき状況

そこで河崎は自分の
装備や周囲の地形などの環境を基準に

「撃ったらスグ移動すべきか?否か?」

その行動パターンを判断・選択することにしました。

 

その判断のポイントが・・・

  • 自分の迷彩服と周囲の地形や障害物の色彩が合っておらず
    反撃されたら被弾する確率が高い

上記の悪条件が揃った場合
「撃ったらスグに移動すべき状況」と河崎は判断しています。

 

基本的には、
迷彩服とフィールドの景色の色合いはマッチしているべきですし
隠れる障害物も、相手のBB弾が貫通し難い
バリケードや濃いブッシュであるべきです。

 

とはいえ
フィールドの全ての範囲が必ずしも
迷彩服にマッチするとは限りませんし、相手の反撃を防御しやすい
バリケードや濃いブッシュが利用できない事も少なくありません。

もっとも
迷彩服はミスマッチでも、手堅く防御できる障害物を利用できれば
十分に撃ち合う事は可能ですし、

逆に、相手のBB弾が貫通しやすい障害物でも
その障害物や周囲の地形と迷彩服がマッチしていれば
なんとか敵の眼を欺ける可能性もあります。

しかし、

  • 迷彩服と周囲の地形などとの色合いがミスマッチでフィールドに溶け込めない
  • 相手から反撃されると、貫通弾が頻発して生き残れない。

と悪条件が揃ってしまうと
敵に発見される可能性も高く、攻撃された場合に被弾する可能性も
一段と高くなってしまうのです。

こうした状況下では
撃ったらスグに移動しておいた方が
賢明と言える訳です。

 

つまり、自分が発砲した後で
ジッとしていても相手に発見され易いのなら
撃ったと同時に移動したほうが
被弾のリスクが減らせるという訳です。

 

撃ったらスグに移動できる状況

先ほどは「スグに移動すべき状況」でしたが
「撃ったらスグに移動できる(移動しても良い)状況」も存在します。

つまり、目的や周囲の環境によっては

  • 撃ったらスグに移動
  • 撃ってもスグには移動しない

いずれの行動パターンを採ってもOKという訳です。

 

それがどういう状況下といえば・・・

  • 姿を見られず、隠密裏に移動できる状況

となります。

その代表例がインドアフィールド。
特にバリケード類が3m以下の間隔で密集している
迷路状のフィールドです。

 

迷路状のフィールドでは
障害物の間隔が狭い事が多いので
敵に姿を見られても、ほんの数秒以下である事が殆ど。

さらに少しでも後ろに下がろうものなら
そこから右へ左へ移動するのも容易になるため
移動するコチラを目撃しても、
敵は完全には移動先を推測しきれない訳です。

 

その為、インドアフィールドでは
撃ったらスグ移動をくり返すことで
敵を混乱状況に陥れる、撹乱効果(かくらんこうか)を期待できる訳です。

 

ブッシュの濃いフィールドでも
出来なくはありませんが、地面の落ち葉などで音が発生するため
インドアフィールド等に比べ、かなり困難になります。

 

撃った後の行動パターンを使い分けよう

巷では「撃ったらスグ移動」という行動パターンが
根強く推奨されていますが
実態はその逆。

「撃ったらスグに移動するのは、基本避けつつ
「状況に応じて、スグ移動したり、移動せず留まり続けると
行動パターンを使い分けるべき

という結論に至りました。

周囲の地形や障害物を見極めて
適切な行動を取れるようになれば
あなたのサバゲーにおける戦い方の幅が
大きく広がることでしょう。
 

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