「アイツが速攻で死んだせいで、負けそうだったけど
4人で守り切れたから、アイツの他に5人いれば大丈夫だろう。」
さり気なく「戦力外通告」されたアイツとは
もちろん、あなたの事ではなく16年前の私です・・・。
申し遅れました
サバイバルゲーム上達研究所の管理をしています
河崎彰吾(かわさきしょうご)と申します。
サバイバルゲームを始めてから、今年で16年になります。
その16年を通して強く実感しているのが
- 「サバイバルゲームは撃たれるより撃つ方が楽しい」
- 「実力がないと、サバイバルゲームの魅力の半分も体感できない」
という真実です。
「そりゃ、アンタがたまたまセンスに恵まれていただけの話でしょ?」
そう思われたかも知れませんが、実はサバゲーをはじめてからの2年間は「撃たれ役」に過ぎませんでした。
人間標的と化した地獄の2年間
参考までに当時の平均スコア(俗にいうキルレシオ)をお伝えすると
- 1日6ゲームで、1Kill:5Death
つまり、敵ゲーマーを1人倒す前に、私は5回は戦死していた計算になります(汗)
実際、当時の河崎の戦いぶりも悲惨そのもの。
- 意を決して前進してはあっさり返り討ちにされる
- 待ち伏せに徹しても、それを見破られ逆に先制攻撃を受ける始末。
チームメンバーの期待に応えるどころか指示すら満足にこなせないまま、一方的に撃たれ退場させられる。
チームが活躍して喜びに湧く中でも早々に戦死し、フィールドで生き残る事すら困難だった私は
きまって「蚊帳の外」。とにかくその場を取り繕うために必死で「つくり笑い」を浮かべていたのを、今でもハッキリ覚えています。
「サバイバルゲームは負けても仲間と一緒に過ごせるだけで楽しいんだ」
という主張は当時から飛び交っていましたが、私には宇宙の彼方の言葉のようにしか聞こえませんでした。
サバゲー上達を目指すほど、スコアは悪化・・・
「これじゃ、休み1日費やして
何をしているか、まるでワカラナイ・・・」
さすがに危機感を覚え
- 雑誌
- ブログや個人サイト
- 先輩ゲーマーからのアドバイス
思い付くことはなんでもやってみましたが、本当の地獄はここからでした。
スコアが好転するどころか却って悪化していったのです。
その原因は当時の私はもちろん、アドバイスをしたベテランゲーマーさん達に聞いてみても
「判らない」という回答が返ってくるばかり。時には
「テクニックばかり気にするから、撃たれてばかりなんだろが!!」
「チームメンバーと活躍した思い出に浸るほうが楽しいよ」
そんなお叱りや気休めを聞かされるばかりでした。
「仲間と一緒に戦う時間すら無いまま
速攻で撃たれて退場させられてばかりだから
少しでも実力を付けたいんじゃないか!!」
そんな悔しさが募りに募った2年後のことです。
- 1Kill:10Death (1日で10ゲーム)
更新不可能とも思えるほどのワーストスコアを記録するに至ります。優柔不断な私でもサバイバルゲーム引退を決意するには十分すぎる現実でした。
2000年9月24日 人生最後のサバゲー
どうしてサバゲーを全く上達できなかったのか?何が間違っていたか?もはや、どうでもよくなって疲れ切っていた私にも遂にサバイバルゲーム引退の日が訪れました。
2000年9月24日
ススキの草原が広がるほかは、僅かな起伏が見られるだけの特長に乏しいフィールド。
「ここがオレの最後のサバゲーフィールドになるんだな」
サバゲーを完全に諦めて、自分への不甲斐なさすら消え去っていた私の目前に、敵ゲーマーがススキの草原の隙間から顔を覗かせる。よくある何気ない光景でした。
「もしかして、サバイバルゲームって本当は敵を探すゲームじゃないのでは!?」
なぜだかは今も判りませんが、私の脳裏にサバゲー上達を決定づける「ある仮説」が思い浮かんだのです。
「もし、この仮説が正しいのなら、これが最後の上達のチャンスかもしれない」
そんな予感にすがり必死にその日のサバゲーを戦い抜きました。
- 15kill:5Death
(生き返り可能なゲームも含めると1日6ゲームで25kill:5Death)
ベテランゲーマーさんからすれば、決して驚くようなスコアではないと思います。
しかし、2年間カモ・人間標的と同一視され、チームメンバーすら見放した弱小ゲーマーだった私が突如として記録したスコアだった事を踏まえると、印象も大きく変わるのではないでしょうか?
実際、私以上に驚いていたのが、周囲のベテランゲーマー達でした。
サバゲー下克上の先に待っている世界
こうして、16年前のあの日を境に
- 「サバイバルゲーム上達の理論」
- 「サバイバルゲームの核心」
に気付く事ができた私のサバイバルゲームは一変しました。
たった1日を境にして突如、
「狩られる獲物」から「狩る側」へと回った下克上を果し、
- 誰よりも前へ出て戦い、戦局を塗り替えていく
- 仲間と共に敵陣へ進み、フラッグゲットした
- 窮地に立たされた味方陣地へ舞い戻り、敵の勝利を寸前で阻止する
そんな痛快な体験が「サバイバルゲームにおける日常」となるころには、チームメンバーからの信頼を回復し、失いかけていたサバイバルゲームへの情熱を取り戻せただけでなく、より一層強くなっていました。
ただし、
- 自分自身の充実感、達成感
- 仲間と苦難を乗り越えた記憶の共有
河崎がそれらを実感できたのは、皮肉にも「サバゲーで勝てる実力」を身につけてからでした。
巷では
「敵を倒す事よりも、仲間との連携や思い出を楽しむ方が良い」
と言われているにも関わらず・・・です。
こうした体験を経ているからこそ、河崎は
「サバイバルゲームの本当の魅力を実感したければ、
一定以上の実力を習得し、上達することが不可欠だ」
「実力さえつけてしまえば、より高みを目指すのも、
仲間との団だんを楽しむのも、自分で選ぶ精神的自由を勝ち取れる」
という信念を持つに至りました。
ですから、あなたも何らかの理由で
あなたが「実力を磨き、上達する事でサバイバルゲームをより楽しめるようになりたい」とお考えなら、それは素晴らしい決断だと自信を持って支持したいのです。
本サイトでは、あなたのサバゲー上達に役立てるように、私のノウハウや経験をご提供できればと考えています。今後とも、本サイトともども河崎を宜しくお願い致します。