射撃テクニックが上達しない!?その本当の理由

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「それじゃ、今から射撃練習するので
河崎さん、ちょっと見ていただけますか?」

時々ですが、他のゲーマーさんから
「射撃テクニック」に関する質問を受ける事があります。

私は射撃練習を熱心にするタイプではないのですが
今回、私に声を掛けてくださった方が

「射撃テクニックを3ヶ月以上、
一生懸命に練習しているつもりなのですが
どうもサバイバルゲームで効果がないみたいなんです・・・」

という事だったので
とりあえず、「気付く事だけでも・・・」という事で
アドバイスさせて頂く事にしたのです。

ところが・・・

「それじゃ、練習をお見せするので
着いてきて下さい」

彼がそう言って一歩踏み出した瞬間。

「ああ、なるほど。
これじゃ射撃練習しても効果は出難いだろうな」

彼が射撃テクニックが上達しない理由が
河崎には判ってしまいました。

「は? なにいってんだコイツ!?」

と思われたかもしれません。

でも、彼が銃を構えるまでもなく
彼の練習法が間違っている事が判ってしまうのです。

それも根本から間違っているので
せっかくの射撃練習も上達に繋がりにくいのです。

上達というよりは

「サバイバルゲームで通用しにくい」

と言ったほうが正確だと思います。

歩き方の問題ではありません。
姿勢の問題でもありません。
もちろん、
彼らが使っているエアガンにも問題はありません。

では・・・?

彼らが足を運んだ先が間違っているのです。

彼らが向かった場所は、試射ゾーン

そう。答えは

射撃練習をする場所を間違っているのです。

「は?射撃練習の場所!?
射撃練習は試射ゾーンでするんじゃないの?」

「試射ゾーン以外のどこで射撃練習するっていうんだ?」

と思われたかも知れませんが

あなたが本当にサバゲーで通用する
射撃テクニックを習得したいなら

可能な限り、実際にゲームが行われる
フィールドゾーンを使って射撃練習をするべきなのです

ここで、念のために確認しておくと

試射ゾーンとは、
実際にサバゲーが戦われるフィールドゾーンとは別に設けられた
ゲーム参加者がエアガンの試射をできる場所の事。

各フィールドに必ず用意されている場所で
エアガンの試射、ホップアップ・照準器の調整に
利用される事が多いようです。

フィールドによっては
ゲーム開始前の初速チェックも
試射ゾーンを利用して行っている場合もあります。

殆どの場合には、
ターゲットも設置されているので
射撃練習としてすぐに使用できますし

ゲーム中は、被弾・戦死して退場したならば
試射ゾーンでなければエアガンの発砲はできません。

(※フィールドによっては、フィールドゾーンでゲーム中は
試射ゾーンも使用禁止している事があるので注意)

そういった手軽に利用できる事から
エアガンの射撃練習を、多くの人が試射ゾーンで行う訳です。

でも、ゲーム間の休憩時間や
その日のゲームが始まる前、全ゲームが終了した後であれば

あなたは可能な限り、
サバゲーが繰り広げられるフィールドゾーンを利用して
射撃練習をするべきです。

理由は単純で
実際にゲームを行うフィールドでなければ
ゲームで通用する射撃テクニックは身に付かないから。

これは野外フィールドだけでなく
インドアフィールドでも同様です。

なぜか?

あなたがゲーム中にとる行動や姿勢を
イメージして頂ければ、答えがスグ分かると思います。

そうですよね。
ゲーム中には障害物に隠れながら(障害物を盾にしながら)射撃を行います。

敵に晒す体の表面積をすこしでも減らし、
自分が被弾戦死するリスクを低減する為です。

当然、敵ゲーマーも同じ事を考え
自分の体をあなたに晒すまいと障害物を利用し
防御しながら射撃に努めています。

そういう状況の中で
あなただけ、射撃がしやすいからと
障害物から出て堂々と仁王立ちするかのごとく
身をさらして射撃し始めれば
狙う相手からすれば、大した苦労もせずにあなたを倒す事ができてしまいます。

狙う的のサイズが大きくなった訳ですからね。

もちろん、聡明なあなたはそんな事はしないと思いますが・・・。

一言でいえば
私達が本当に習得しなければならないのは
障害物に身を隠し防御と表裏一体になった
射撃テクニックです。

しかし、
多くの人が練習する試射ゾーンには
身を隠す障害物は設置されていないと思います。

立派な所でも、
隣で射撃する人と接触しない様にブースで区切ってある位で

身を隠す事を想定して射撃練習する為の障害物は
設置されていないのではないかと思います。

この時点で、すでに試射ゾーンは、
ゲーム中に多用する
防御と表裏一体の射撃テクニックを練習できる環境では無いことが
お分かり頂けると思います。

また、ゲーム中には移動しながら射撃する事もありますが
その移動射撃の練習も試射レンジでは安全上の理由から
禁止されている事が多いと思います。

ターゲットまでの距離だけでみても
野外フィールドで撃ちあう距離よりずっと短いはずです。

さらに実際のフィールドは
視認に十分な日照・照明が確保されているとは限らないし
足場も起伏に富んでいて歩き難いことが殆ど。

インドアフィールドですら
階段での移動には気を使う事があるのではないでしょうか?
それが射撃しながらの移動であれば
なおさらです。

インドアフィールドにせよ、野外フィールドにせよ
試射レンジは多くの点において
私達が戦うサバゲーフィールドと異なった環境です。

そういった環境で、延々と練習を重ねた所で
サバイバルゲームで通用する射撃テクニックを習得できるほうが
不思議な訳です。

河崎はこの当たり前すぎる事実に気付くのに
2年近くもの年月を費やしました

しかし、その事実に気付いてからは
ゲームの休憩時間中は、フィールド管理者の許可が取れれば
極力、フィールド内で射撃練習に打ち込んでいました。

試射レンジでの射撃練習に比べ

・安全上の理由から、フィールド管理者の許可が絶対に必要。
・フィールドでゲームが行われていない時間でしか練習できないので、時間の制約は厳しくなる

というクリアすべき問題もありますが

移動や障害物越しにと、実戦に即した射撃練習が出来た方が
練習の質は比較にならないほど向上するので
埋め合わせは十分に出来てしまうはずです。

少なくとも、場所については
実際に戦う場所でゲームするのですから
これ以上無いほど「実戦的」と言えるのではないかと思います。

ただ、そうは言っても
グループの仲間が和気あいあいとしている中
1人フィールドへ向かっていく

というのは、気が引けるという人も多いかと思います。

河崎はチーム内で孤立した存在になっていたので(笑)
休憩時間中も心置きなく、1人で練習できましたが・・・。

すでにグループに所属している人は
ちょっと難しいかも知れません。

それでも
前のゲームで早めに死んで十分に休憩できた時などは
ゲームの終了と同時にフィールドへ向かい、次のゲームが始まるまで
1人黙々と練習してみてください。

どうしても休憩時間は仲間と語り合いたいという仲間思いの方は

・その日のゲームが始まる前
・最終ゲームが終わった後(フィールド管理者の迷惑にならない範囲で)の時間

を利用してみるのがオススメです。

あなたがすでに

・敵ゲーマーの位置を察知し、エアガンの銃口に捉える機会が増えている
・先制攻撃する機会は増えているが、射撃が下手で仕留め損なってしまう

という状況であれば
フィールドでの射撃練習の効果を実感する日は
遠くないと思います。

必ず、フィールド管理者の許可と確認を取って
一人フィールドへ足を運んでみてください。

次回は、フィールドでの射撃練習の実践例と使う道具についてです。