サバゲーのテクニック・戦術

サバゲーの勝敗と上達に直結する「前線」とは?

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「サバゲーには何度も参加しているけど、何が起こっているのかワカラナイ;」

「いつの間にか囲まれて、一方的にやられてしまう事が多い・・・」

私もサバゲー初参加してから2年ちかく、そんな悩みに否応なく直面し
とてもサバゲーを楽しむどころでなかったのをよく覚えています。

 

自分の技量不足も原因の1つとして考えられますが
「サバゲーの勝敗がどのように決まっているか?」

その仕組みを理解できていなかったのも大きな理由だったと実感しています。

 

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サバゲーの勝敗を左右する仕組みの1つが、今回お伝えする「前線」という概念です。

サバゲーフィールドには、試合中には必ず前線と呼ばれる場が出現しています。

前線はサバゲー開始直後から出現するのですが
実は、この前線で試合の勝敗が大きく左右されているのです。

正直いえば、具体的なテクニックという訳ではないのですが・・・
サバゲーを上達したいなら、絶対に理解しておくべき超重要ポイントです。

過去の私は元々スナイパー志望という事もあり、初心者時代はサバゲー中に前線で戦う事が殆どありませんでした。

しかし、上達の前後で最も大きな変化だったのが
前線への意識の変化だったのです。

サバゲーの前線とは何か?
そして前線で何が起きて、勝敗がどのように左右されているのか?

私もそれを身を持って知る事が出来たからこそ
周囲も驚愕のサバゲー上達を果せたと痛感しています。

サバゲーにおける前線とは?

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サバイバルゲームにおいて
前線とは、敵と味方の先頭集団が激突する地点・範囲のことです。

上図の中央から左右で両軍が激突している丸囲み部分が前線に相当します。

ちょうど天気予報の低気圧と高気圧がぶつかる箇所を前線と呼ぶのと似ているかもしれません。サバゲーの場合は、高気圧、低気圧が敵と味方に置き換わるイメージで捉えてOKです。

サバゲーが開始されると、フィールド上で敵と味方が遭遇すれば銃撃戦が繰り広げられる事になります。

あなたも私も、他のゲーマー達もエアガンでの撃ち合いを楽しみたいからこそサバイバルゲームに参加されているのですから当然です。

エアガンでの撃ち合いを楽しむためには敵ゲーマーが居なくては、勝つ事ももちろん、撃たれて負けることすらできない。

ですから、サバゲー開始直後から
お互いを探し求めるかのように移動し、敵と味方が激突する
前線では銃撃戦が頻発する事になります。

そう考えると、
エアガンでの銃撃戦が頻発する前線にこそ、
サバゲーの醍醐味が詰まっていると言えそうです。

 

前線では、両軍が停滞し人数差が発生する

そして、ひとたび前線が形成されると敵も味方も移動が停滞する傾向にあります。

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サバゲー開始直後から、上図のように両軍とも敵軍へと前進し続けるのですが、程無くして
フィールドのどこかで両軍が遭遇する事になります。

激しい銃撃戦になることもあれば
お互いの様子を見るために散発的な銃撃戦に終始する事もありますが・・・

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やはり、敵軍から自分めがけて飛んでくるBB弾の弾幕の中を闇雲に突っ込んでいくのは、かなりリスクが高いので、両軍とも前進移動がストップする事が殆どです。

こうして銃撃戦を繰り返す中であるゲーマーは敵を倒し、また別のゲーマーは敵弾に当たり退場する事になり両軍の間で人数差が生じてきます。

 

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であれば、無理に突撃するよりは時間をかけてでも敵軍への銃撃を繰り返し
前線における敵ゲーマーの人数を減らした方が、移動中に攻撃されるリスクが減り前進や攻撃が成功し易くなる訳です。

 

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単純に人数の多い少ないだけでも優劣が定まってきますが、人数の多い側は、人数にモノを言わせて敵軍へ攻め込むことが出来ます。

一方、人数の少ない状態で、数を上回る敵軍へ攻め込むのはリスクが高いので、どうしても守勢に回らざるを得なくなってきます。

前線では、こうして有利不利、攻勢守勢が決まることが多いのです。

 

序盤の前線が、決戦の場になっている?

ここで特に重要になってくるのが
前線はゲーム開始直後から発生するという事です。

フィールドの広さにも拠りますが、日本のサバゲーフィールドの殆どは
ゲーム開始直後から遅くとも5分以内には、両軍が遭遇し前線が形成される事が殆ど。

という事は・・・

試合開始から程なくして形成される序盤の前線での銃撃戦の結果が、試合の勝敗を大きく左右している事になります。

 

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もちろん、序盤の前線で繰り広げられる銃撃戦を制しても
敵が全滅していない限り、相手陣地までの進路上で敵が待ち伏せしている可能性はあります。

でも・・・

序盤の前線における銃撃戦を制した陣営のゲーマーは
敵を倒したことで自信をつけテンションも上がっています。

動きがより大胆になり、人数差にモノを言わせて
前へ前へと前進してくるので勢いがあります。

こうなると
序盤の前線で劣勢にまわった陣営は、苦戦を強いられてしまいます。

もちろん、序盤で劣勢に立たされても、挽回できる可能性はあります。

でも、少しでも有利な状況で戦いたいなら
序盤の前線で全力を尽くす覚悟で銃撃戦に参加した方が理に適っているのは明白です。

 

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冒頭でご覧頂いた上図の状態、つまり
サバゲーの序盤において、実質的な決戦を迎えている事になるのです。

 

前線でのアツい銃撃戦

私がサバゲーにのめりこむようになったのは「単純にサバゲーを上達できたから」

という理由もありますが、それだけではありません。

前線でなく「後方」で戦う私のサバゲーはとにかく「ヒマ」で、私は完全に蚊帳の外でした。

  • 味方が敵のフラッグ奪取に成功
  • 前線の味方を倒して勢いづく敵ゲーマーの大群になす術なく撃たれて被弾⇒退場

上記のいずれかの状況でしかなかったので、味方の役に立てているという実感が全く湧きませんでした。

でも、敵と味方がぶつかり合う前線で戦うようになってからは

スグに撃たれて退場する事もありましたが
敵ゲーマーへ向けて一撃を放つことが明らかに増えました。

HITを取れずに退場したとしても
敵と存分に銃撃戦を楽しめたので、
少なくとも「蚊帳の外」なんて感じることは激減しました。

派手な銃撃の応酬も爆アツですが、お互いの位置を探りあいながら狙いすました一撃が静かに飛び交う銃撃戦もジリジリとアツく、独特のスリルと興奮があります。

そんなアツい銃撃戦を体育系部活の経験ゼロな河崎でも手っ取り早く体験できたのが
サバゲーでの前線だったのです。

あなたがまだ前線で戦ったことが無いのなら
次回のサバゲーからでも遅くはありません。

サバゲーの前線で「戦い続ける」事を強くオススメしておきます。

 

前線へ向かう味方と共に戦い続けよう

でも、中には

「自分が前線で戦って、序盤で撃たれて退場してしまったら
味方に迷惑を掛けるのでは?」

私も同じ不安を抱えていたので、気持ちは良くわかるのですが実際は全くの逆です。

 

サバゲーの試合における勝敗が大きく左右される以上
前線で序盤から戦い続けたほうが間違いなく、大勢の味方ゲーマーに貢献できます。

 

たしかにベテランゲーマーほどの花々しい活躍は出来ないかも知れませんが・・・
味方のベテランゲーマーとの撃ち合いに気を取られた敵ゲーマーを
上手く倒すチャンスが巡ってくるかも知れません。

 

少なく見積もっても、言い方が悪いですが「頭数」に加わる事はできるので敵への威圧効果発揮には貢献できます。

 

特に前線に居る敵が少数であった場合は

「自分達より人数が多いな・・・」

と怖気づいてくれる事もあり得ます。

 

仮に、あなたが味方陣地から一歩も動かなかったとしたらどうでしょうか?

 

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序盤の前線で戦える味方ゲーマーが1人減ることになります。
上図の様に、あなた以外にも前線でなく後方に留まるゲーマーの人数だけ、前線で戦う味方ゲーマーは不利な状況で戦う事になります。

つまり、前線で戦わないという行動を選択した時点で、あなたが被弾・戦死していなくとも
前線の味方は1人少ない状態で戦う事が確定するのです。

それよりは、あなたが前線で戦って何かしらの行動を起こした方が、味方にとってプラスなのは間違いありません。

 

そもそも百選練磨のベテランゲーマーだって運悪く、サバゲー開始直後に被弾⇒退場となる事だってあるんです。(私もこの間、ゲーム開始直後に敵ゲーマーにヤラレマシタTT)
初心者ゲーマーさんが「ゲーム開幕直後に速攻で退場」しても恥じる事ではないのです。

まずは前線へと向かう味方ゲーマー達とともに、前線で戦うことから始めて下さい。

 

サバゲーの上達も、あなたが夢見るアツい銃撃戦もサバゲーの前線にあるのですから。

 

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