サバゲーワンポイント講座

サバゲーが上達しやすい最初の一挺を選ぶポイント

ガンラック

ブログ読者の方や「ウラ指導」読者の方から

「サバゲー初心者が、エアガンを選ぶポイントについて」

質問をよく受けます。

まだ早いですが
ボーナスを新兵器購入に充てる読者の方も多いでしょうから

今日は一足先に

サバゲーが上達しやすい最初の一挺を選ぶポイントをお伝えします。

■理想の最初の1挺は?

もしあなたが、
まだサバゲーデビューしていないのであれば、

最初に購入する1挺には

東京マルイ製のミドルサイズの電動ガン

を強くオススメします。

M4ライフル

上は東京マルイのM4ライフルですが
ミドルサイズの代表格の1つと言えるでしょう。

理由は幾つかあるのですが
ミドルサイズの東京マルイ製の電動ガンであれば・・・

・ノーマル(無改造)でも、サバゲーに通用する性能を有している
・対応できないフィールドが少ない
・幅広い戦い方・状況に適応してくれる

こういった恩恵を受けられるから。

特に初心者の方は、

・ゴーグル
・迷彩服
・ブーツ

などなど、
エアガン以外にも様々な装備を揃えなければならないでしょうから

自分の戦い方(サバゲーでのプレイスタイル)や
エアガンとフィールドとの相性がミスマッチしていた際に
そのたびに、エアガンを新たに購入し直す

というのは
金銭的な負担から考えて現実的ではないはずです。

また、

・自分の戦い方(サバゲーでのプレイスタイル)にあったエアガンを選べ!!
・フィールドに適するエアガンがベストだ!!

と言われても、
多くの初心者の方は困惑してしまうはずです。

だって、
これから初めてサバゲーをするんですから
自分の戦い方なんぞ知っている訳がありません。

当然ですよね^^;

最近では、
エアガンだけでなく迷彩服やゴーグルなどの装備品もレンタルしてくれる
フィールドがあるので色々なエアガンや装備品に触れたり、
何度かサバゲーを体感する中で

・自分に合ったエアガンや装備

つまり、
最も良いスコアをたたき出した装備を揃えていくのが一番確実ですが
全てのフィールドで装備のレンタルを行っている訳ではありません。

大都市圏のサバゲーフィールドならともかく
地方でサバゲーを始めようとする際には、

「まず装備を揃えない事には、サバゲーを体感する事すらできない」

という事が多い訳です。

そうなってくると・・・

「最初の1挺」の理想像としては

自分の戦い方にマッチしつつ、様々なフィールドに適応でき
それでいてサバゲーにも通用する性能を持ったエアガン

となってきます。

一言でいえば、

「長く付き合えるエアガン」

になろうかと思います。

この条件を満たすのが

東京マルイ製のミドルサイズの電動ガン

という事になります。

■なぜ、電動ガンなのか?

電動ガンの利点として

・フルオート連射が可能
・春夏秋冬、安定した性能が発揮できる
・ランニングコストが安い

が挙げられます。

ガスガンの中にもフルオート連射できるものがありますが
ガスガンは冬など気温の低い環境では、
ガスの気化が鈍り作動しなくなるという欠点があります。

私は北海道や東北からははるか南の地方に住んでいますが
それでも冬季にはガスガンは作動しなくなります。
作動しないとサラりと書きましたが
実際、弾が出ませんし、ガスガン自体がピクリとも動かなくなります。
事実上、使用不可能に陥るわけです。

その点、電動ガンなら
バッテリーさえしっかり充電しておけば
よほどの極寒地でもない限りは快調に作動し
初速の低下も5m/s以下の許容レベル。

冬は絶対にサバゲーをしないという人を除いては
電動ガン1挺用意しておけば
春夏秋冬、サバゲーを楽しむ事ができます。

加えて、充電にかかる電気代も非常に安く
ガスガンに比べれば非常に経済的です。

この辺りは、雑誌でも紹介されている通りですが
とにかく、オールシーズンサバゲーに参加できるのがイイですね。

■なぜ、東京マルイ製なのか?

河崎は別に東京マルイのファンという訳ではありませんが・・・

「サバゲーで使うなら
やはり東京マルイが一番だろう」

と考えています。

その理由は至って簡単で

「ノーマルでの性能が一番優れているから」

特に命中精度の面で優れていると実感しています。

ノーマルというのは、無改造のエアガンの事で
一般的には「ノーマルガン」と言われることが多く
カスタムガンの反対語になります。

残念ながら、カスタムガンには及びませんが
それでもサバゲーで戦うには必要十分以上の性能を有しています。

ベテランゲーマーの中には
ノーマルガンだけでも目覚しく活躍する人が居るくらいですからね。

購入直後にいきなりカスタムできる程
財力のある方を除けば

多くの方は、
購入後しばらくはノーマルガンでサバゲーに参加する事になる。

となると・・・

ノーマル状態でも、
サバゲーに中二分に通用する性能が確保されている
東京マルイ製の電動ガンは、心強い存在です。

■海外製エアガンは避けるべき!?

ここで

「他の国内メーカーではダメなのか?」
「海外製メーカーのエアガンはどうなんだ?」

という疑問についてお答えしておきます。

単刀直入にいえば
東京マルイ製が性能面では他社メーカーより頭1つは抜きん出ている

これがベテランゲーマー達の率直な感想で
河崎としても、全く同意見です。

最近では、日本製に限らず
海外製エアガンが豊富に製品化され
その中には、国内メーカーが製品化しないであろう非常にマニアックな銃も
製品化されているので、
エアガンファンとしては嬉しい限りです。

ただ・・・

「海外製エアガンの殆どは
まだまだ東京マルイ製と性能で大きく差を着けられている」

と感じるモノが殆どです。

もちろん、中には、
サバゲーで十分に通用しうる海外製エアガンもあるのですが・・・

私も星の数ほど存在するエアガンの全てを把握している訳ではありませんし、
同じ製品でも個体差があるので、断言しきれない部分はあります。

しかしながら
信頼のおけるエアガンショップのスタッフや、
海外製エアガンファンの方に話を聞いてみると

「やはり海外製エアガンをサバゲーで使うなら
カスタムが大前提となってくるだろう」

との事。

よほど、メカに強くて自分でカスタムできる人はともかく

「まだエアガンを分解した事すらない」

という人には、
オススメし難いのがホンネです。

お気に入りの外観のエアガンが
海外製エアガンにしかないというのであれば

最初から東京マルイ製のメカボックスやバレルを移植したカスタムガンを
購入した方がイイかと思います。

■なぜミドルサイズなのか?

ミドルサイズというのはエアガンの全長の長さの事。

実銃の世界では
銃身は長ければ長い方が命中精度や初速(弾丸のスピード)で有利

と言われていますが、

エアガンの世界では、
必ずしも長い銃身を持つエアガンが
命中精度や初速の面で優れているとは限りません。

ガスガンか電動か?作動方式などで違いはありますが

電動ガンやコッキングガンにおいては
命中精度的に最も優れているのは380mm前後のインナーバレル長さと言われています。

そして、この380mm前後のインナーバレル長をもつのが
M4やAKなど 全長750~900mmまでのエアガンに多いので
ミドルサイズがオススメになる訳です。

それは、全長は実銃と同じ全長だが
あえてインナーバレルを短くしている
というエアガンも登場してきている事実からも伺えます。
(M14やレシー等が該当)

こうした性能面(特に命中精度の面)でオススメできるのが1点。

もう1点は、
安定した性能に裏打ちされて、
戦えないフィールドが存在しない事です。

どういう事かといえば
射程が重視されるフィールドでも
機動力や動きやすさがモノをいうフィールドでも

全長800mm前後までのミドルサイズのエアガンなら
性能面と扱いやすさの面から対応できるからです。

たとえば、
迷路状の入り組んだインドア戦では
コンパクトで扱いやすいハンドガンが有利なのは私も否定できませんが
だからといって、ミドルサイズの電動ガンで戦えない事もありません。

VSR10スナイパーライフル

しかし、上記の様な長大な射程と全長を誇るスナイパーライフルなどでは
銃身が障害物に引っかかったりして、非常に動きづらくなります。

そもそも、
障害物が豊富で距離を簡単に詰められてしまい、
接近戦が多発するので射程は無用の長物。

おまけに構えるのに時間がかかるため
接近戦には、許容できないレベルで不利となります。

その点、ミドルサイズの電動ガンなら
ある程度のトレーニングを積めば
障害物の入り組んだフィールドでも対処は可能です。

逆に、射程がモノを言う野外フィールドでは
身を隠せる障害物が適度に存在するなら、自分から距離を詰める事ができるので
ミドルサイズ電動ガンの射程でも十分に戦える事が多い。

一方、インドア戦で優位性を発揮したハンドガンは
幾ら障害物があるとはいっても、インドア戦に比べて障害物間の距離がある野外フィールドでは
射程不足は否めない所です。

この様に、ミドルサイズの電動ガンなら

・必要十分な射程・命中精度
・取り回しやすさ

上記のバランスの良さにおいて、多くのフィールドに対応できます。

そして、多くのフィールドに対応できるという事は
多彩な戦い方にも対応できるという事を意味します。

つまり、フィールドの差異だけでなく
ゲーマーの戦い方にも、ある程度適応できる事を意味します。

「サバゲーを始めた当初は「アタッカー」をやりたいと思ってたが
スナイパーをやって見たくなった」

という時に
ハンドガンしか持ってなかったらスナイパーをやるために、
新たにライフルを購入する必要に迫られます。

逆に、スナイパーライフルしか持ってないけど
アタッカーをやってみたくなった時には、新たに全長の短いコンパクトなライフルやハンドガンを
購入せざるを得なくなります。

でもミドルサイズ電動ガンならば
そのどちらもこなせなくはありません。

したがって、
必要最小限の投資額で
サバゲーの幅広い戦い方・プレイスタイルを体験できる意味でも
初心者の方にはミドルサイズの電動ガンをオススメできる訳です。

■元々はスナイパー志望だった河崎だが・・・

「サバゲー参加を重ねたとしても
正反対のプレイスタイルをやりたがるとは思えない」

という方も多いかと思いますが
正反対のプレイスタイルに変貌したゲーマーは
少なくないです。

少なくとも河崎は当初はスナイパー志望でしたし
スナイパーしか出来ないだろうとすら考えていました。

なぜなら、
サバゲー当日には、
朝食も昼食もノドが通らないまでに食欲が消えうせるほど
緊張していたからです^^;

そんなチキン野郎な河崎が、味方とともに前進していく。
ましてや味方の誰よりも前を突き進むポイントマンなんぞになれる訳がない

そう考えていました。

しかし、
今は味方の最前線を進むポイントマンやアタッカーとして
サバゲーを楽しんでいます。

これは、単純に劇的なサバゲー上達に欠かせないプロセスだった

という事実はもちろんありますが・・・・

私自身も把握し切れていなかった
「適性」もあったのではないかと思います。

何が言いたいかといえば

結局のところ、自分の向いているプレイスタイル、ポジションなんてものは
10回や20回サバゲーに参加しただけでは計り知れない

という事です。

そういった自分に適したプレイスタイルを探す、
あるいは編み出していくプロセスにおいても

ミドルサイズの電動ガンが持つ
「バランスの良さ」「適応性」は大いに役立ってくれる事でしょう。

■性能VS外観

ここまでは、

・初心者がサバゲー上達し易い1挺
・資金的に余裕のないサバゲー初心者時代を乗り切れる1挺

という観点から

東京マルイ製のミドルサイズの電動ガン

をオススメして来ましたが

外観の問題から

「どうしても、東京マルイ製のミドルサイズの電動ガンでなければならないのか?」

という疑問を持たれるかと思います。

結論からいうと

「好きでもなければ、憧れもしない外観のエアガンなんぞで
サバゲーなんかできるか!!」

と、
外観に強い拘りを持っている方については
お好みのエアガンで頑張っていただくのが良い

と河崎は考えています。

好きでもなければ愛着も湧かないエアガンのせいで
サバゲー参加回数自体が減ってしまっては
本末転倒ですからね^^;

少なくとも、ミドルサイズでなくても、
東京マルイ製の電動ガンを選択されるなら
サバゲー上達に、それほど大きな支障とはならないはずですから
河崎としても、実はそこまで問題視はしていません。

ただし、
東京マルイ製でもなければミドルサイズでもないエアガン
(特に海外製エアガン)

を選ばれる場合、
カスタムをしない限りは
性能面では大きく遅れをとった状態になる事は覚悟してください。

そして、外観については
後々お金に余裕が出てきてからカスタムパーツを追加する事で対処できますが

性能面で劣る(不安の残る)エアガンだと
カスタムを施すまでは、
不利な状態で戦い続ける事になります。

外観も性能もお金で解決できるものの
その影響は決してイコールではない事は
計算に入れておいて頂きたいと思います。

外観と性能面

その両立は一筋縄では行かない問題かとは思いますが
エアガンを購入する際の一つの参考にして頂ければ幸いです。

 

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