サバゲーで生命の危機!?熱中症の恐怖と対策

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「オレ、このまま死ぬんだろうか・・・」

真夏の空を見ながら、河崎がふとつぶやいた言葉です。

幸い、死なずに済みましたが
サバゲーで生命の危機を覚えるなんて
予想外の体験でした。

「サバゲーで生命の危機とか、ある訳ないだろ」

「大ケガどころか、死ぬような事故なんかサバゲーには無縁」

そのとおりです。

サバイバルゲームはエアガンで撃ち合うものの
ゴーグルを始め、適切な服装をしていれば
せいぜい痛い想いをするか、BB弾が当たった場所に数日で消える軽いアザができる位で済みます。

ただ、例外はあります。

それが今からお伝えする熱中症です。

実は、よくよく考えてみると
サバゲーは熱中症に陥るリスクの高い要因が揃っています。

  • サバゲーフィールド
  • サバゲーに使う装備品

いずれも
サバイバルゲームでは当たり前の環境ですが
それゆえに

熱中症のリスクの高い環境でサバゲーをしている

という意識が薄れ
熱中症に対して無防備になっている人も少なくないのです。

夏の暑さは、年々厳しさを増す一方。

今まで熱中症とは無縁だった人でも、
「今後も熱中症にならない」とは言い切れません。

この機会に
熱中症の対策を再チェックして頂きたいのです。

熱中症の恐怖

熱中症は今でこそ当たり前になりましたが
私が倒れた夏の日には
熱中症を知らない人が多かった気がします。

当時の河崎を手助けしてくれた人たちも
私自身も「ひどい日射病」と思っていました。

しかし、
時を経て熱中症の情報が広まるにつれ
日射病が悪化した、熱中症の症状そのものだったと判明したのです。

  • 吐き気
  • めまい
  • 手足のふるえ・けいれん

私の場合は、

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上の画像のように
指先が勝手に閉じて、縮こまって硬直していました。

自分の意思に反した、異様な身体の変化に直面するので
熱中症を初めて経験する人は、かなり驚くと思います。

さらに、夏だというのに寒気すら覚えたので
「死が迫っている」のではないかと思いました^^;

幸いな事に
セイフティーゾーンで倒れたので
すぐにフィールドスタッフさんや周囲のゲーマーさん達に助けてもらえましたが
もし、ブッシュの濃いフィールド内で倒れていたら・・・
そして発見が遅れていたらと思うと・・・

冗談抜きで、死んでいたかも知れません。

私が恥を忍んでお伝えするのは
熱中症の怖さをお伝えしたいだけでなく

実はサバイバルゲーマーこそ
熱中症に陥りやすく、真剣に対策すべきと実感しているからです。

サバイバルゲーマーが熱中症に陥り易い理由

冷静に考えてみると
私達がサバゲーを楽しんでいる時の状況は

  • 厚手の迷彩服やベスト・ボディアーマーを着用
  • 重量のあるエアガンや装備品を着用しての激しい運動
  • 強烈な日なた、湿気のこもった森林・屋内など

激しい運動で上昇した体温が溜まりやすく
熱中症に陥りやすい条件が満たされている事に気付きます。

「でも、それは日陰の無い屋外フィールドでの話でしょ?」

と思われるかもしれませんが
油断は禁物です。

インドアフィールドでも冷房の無いフィールドもあります

強烈な日射はなくとも
森林の日陰では湿気が篭り、汗が蒸発しづらい環境のせいで
体温が下がらず熱中症になる恐れがある
のです。

サバゲーにおける熱中症を防ぐ対策リスト

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熱中症を防止する為には、どうすればいいか?
その対策とポイントをまとめてみました

  • 凍らせた麦茶やミネラルウォーターを4リットル以上は用意する
  • キャメルバックにも氷を投入
  • カフェイン含有飲料はNG(緑茶、紅茶、コーヒーなど)
  • 体温を逃がしやすい装備品を使う(リップストップ生地やメッシュ生地など)
  • ボディアーマーには防弾プレートの代わりにアイスノンなどを入れる
  • 少しでもダルさを感じたら、すぐに休憩!!

上記の対策をとることで

「夏でもサバゲーが快適!!」

とまではいきませんが
熱中症のリスクは大幅に回避できるはずです。

それでは、もう少しだけ詳しく説明しますね。

サバゲーでの熱中症から守ってくれる飲み物

熱中症を防止し、症状を和らげるには

  • 失った水分、ミネラル分を補給する
  • 体温を下げる

この2つが重要です。

人間の身体の8割は水分で出来ていますし
体温調節のために必要な栄養素がミネラルです。

それらが多量の汗を通して体外に逃げてしまい
体温が異常上昇し、自力では体温を下げられなくなるのが
熱中症の原因。

となると、特に重要なのが
水分の補給となってくる訳です。

では、どんな水分を補給するのがベストなのか?

個人的に最も効果が高いと感じるのが

冷えた麦茶

でした。

他にミネラルウォーターやスポーツドリンクもありますが
麦茶はミネラル分が含まれているだけでなく
体温を下げる効果がある
のです。

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引用元:

上はミネラルウォーターと麦茶を飲んだ後の
体温の比較実験の結果です。

麦茶は体温が低下しているのに対し
スポーツドリンクは逆に上昇しています。

私の体験と照らし合わせても
冷たいスポーツドリンクを飲んでいた頃は
日陰で休んでいるのに

「なかなか、体温が下がらない。むしろカッカッするな・・・」

と感じる事が多かったです。

逆に麦茶に切り替えてからは
日陰で休んでいれば、体温が低下し

「すこし涼しくなってきたから、次のゲームは出れそうだ」

と体力も回復する時間が短くなったと感じます。

冷房の効いた建物で休憩できるフィールドはともかく
冷房がないフィールドでは
体温が上がるのは、かなりツライです。

  • 企業の実験結果
  • 私の実体験

からスポーツドリンクよりも
麦茶をオススメします。

ぬるい水分では体温が下がらない!?

ただ、水分さえ補給できれば良いという訳でもありません。

というのも
ヌルイ水を幾ら飲んでも、なかなか体温が下がらず困るからです。

  • 用意していた冷たい水分が無くなってしまった
  • 他に補給できる水分がない

上記のような状況では、仕方ないとしても・・・

最初からヌルイ水分しか用意してないと
体温を下げる効果が期待できないので
冷房のないフィールドではツライ思いをする事になります。

冷えたクーラーボックスを用意できるとベストですが
そこまでせずとも

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事前に購入した麦茶のペットボトルを凍らせておけば
夏場でも日陰なら半日は冷たい水分を補給できる
はずです。

麦茶にかぎらず
フィールドにもちこむ水分は事前に冷凍しておいて
長時間、冷たい水分を補給できるようにしたい所です。

キャメルバックにも氷!!

キャメルバックを持っているなら
氷を入れるのがオススメです。

冷凍庫の氷を大量に使うので奥様やご家庭の皆様にヒンシュクを買うかもしれませんが・・・

ゲーム中に冷たい水分を飲めるので
熱中症の予防効果も高いです。

なにより、暑さでモヤモヤした頭も
ゲーム中にリフレッシュできるので頭脳プレーも捗ります

キャメルバックをお持ちなら
非常にオススメです。

ペットボトルを凍らせる前に

ペットボトルを冷凍庫に入れる前に
やっておきたいことがあります

それは1口、2口だけ飲んで
ペットボトルの量を減らしておく。

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左は2口ほど飲んだ麦茶で、右は購入したままの麦茶ですが

液体は凍らせると体積が増加するので
買ったままの状態で凍らせるとペットボトルが破裂し穴が開くと

漏れて使い物にならなくなります。

破裂させないために
1口、2口飲めば、内部の水量が減るので
ペットボトルも破裂しない訳です

凍らせたペットボトルは溶けない!?

凍らせた量にもよりますが
2Lのペットボトルは、完全に凍結していると
日陰ではなかなか溶けません。

簡単に溶けてスグにヌルくなるのは困るのですが
フィールドに到着してからも一向に溶けず
飲みたいのに飲めない・・・。

となるのも困りモノ。

なので、フィールドに到着した段階で
全く溶けていない状態だったら

少しの間、
ペットボトルを日なたに置いて、ワザと少しだけ溶かすと良いでしょう。

ただし、日なたに置いたのを忘れて放置し過ぎると
すっかり溶けて、ヌルくなってしまうので、注意してくださいね。

最低4L以上は用意する。

猛暑地帯では
成人1人で1日4Lの水分が必要と言われています。

もちろん、上記はあくまでも目安でしかないので
ノドが乾きやすい人は、それよりも多くの水分を必要とします。

私はノドが乾きやすいので、
6L近くの水分を凍らせて用意しています。

冷房の無い野外フィールドなら
最低4Lは用意しておいたほうがイイでしょう。

とにかく、水分が切れると
速攻で熱中症になってしまうので
水分は予想される使用量より多めに用意するのが無難です。

緑茶、コーヒー、紅茶はNG

麦茶に似た飲み物として
緑茶やコーヒー、紅茶が思い浮かぶのですが
これらは基本NG
です。

というのも
これらに含まれる
カフェインには「利尿作用」があるから。

利尿作用により
水分が体外へ出るのを促進してしまい
脱水症状⇒熱中症となってしまう訳です。

実は麦茶にもカフェインが含まれるとする意見もありますが
私が飲んだ限りでは、
無視できるカフェインの含有量だと考えます。

というのも
私がカフェインが強く作用する体質らしく
緑茶1杯、コーヒー1杯で眠れなくなるからです。
(仕事で徹夜する時には便利でした)

そんな私でも
麦茶では、カップ1杯で眠れなくなる事は無いので
カフェインの心配は無いと判断しています。

それでも不安な人は
ノンカフェインの麦茶を購入されるのが良い
と思います。

スポーツドリンクの難点と利点

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スポーツドリンクも水分とミネラル分を補給できるので
熱中症を和らげる効果はあります。

ただ、先ほどの実験のとおり
体温が上がるのが難点でしょうか。

甘いので、時間が経つとノドが渇くのも難点です。

したがって
私は、麦茶やミネラルウォーターをメインに水分補給を行っています。

ただし、その一方で
甘いモノを摂ると力が湧いてくる効果も期待できるので
スポーツドリンクも500mlを1本凍らせて用意しておき
特に疲れを感じた時に飲む
ようにしています。

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また、最近では熱中症対策グッズとして

上画像のようなキャンディーも販売されるようになりました。

ペットボトルばかりだとかさばってイヤだという人はコチラがオススメです。

リップストップ生地やメッシュ生地などで作られた装備品を使う

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ここからは装備品で実践できる熱中症対策を紹介します。

まず一番簡単なのが
体温を逃しやすい生地で作られた装備品を着用する

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迷彩服であればリップストップ生地(十字方向に走る繊維が目立つのが特長)
その他の衣類でもクール〇ックス生地などで作られた製品を利用する訳です

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ボディアーマーの代わりにメッシュ生地のベストに着替える
あるいは、夏場はボディアーマーを着用しない

といった具合にです。

もちろん衣類や装備品を変えても
水分が不足しては熱中症は避けられません。

しかし、身体に掛かる負担は確実に低減できるので
夏場だけはこういった「涼しめの装備品」に切り替えるのは有効です。

ボディアーマーも快適に、アイスノン

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なんらかの理由で、
どうしても夏場にボディアーマーを装着しなければならない時に
私が夏場によくやっていたのが

ボディアーマーに凍らせたアイスノンを入れる方法。

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ボディアーマーの構造にもよりますが
防弾プレートを入れるポケットに
プレートの代わりに凍らせたアイスノンを入れるだけです。

夏場なのに
かなり涼しい思いができたのを今でもよく覚えています(笑)

ただし、ボディアーマーのポケットの位置や厚さによっては
逆に冷たすぎて凍傷になる恐れがあるので、
アイスノンの周りに適宜タオルを巻いて調節する必要はあります

少しでもダルさを感じたら、すぐに日陰で休憩!!

考える人

ここまでの対策で、熱中症のリスクはかなり回避できるはずです・・・

が・・・

・・・
・・

それでも、無理をすると熱中症になる可能性はあります。

とはいえ、

「いま自分が無理をしているかどうか?」

その判断って難しいですよね。

この辺りは、人それぞれに差が出てくると思いますが
私の経験を参考までにお話すると・・・

「少しでもダルさを感じたら休憩する」のがベストでした。

というのが、私の経験上・・・

ダルさを感じてから、熱中症になるまでの時間的な猶予がかなり短かったから。

ですから、
ダルさを感じてから、休憩をせず無理をしていたり
水分補給が不十分だと、熱中症まで一直線です。

頭がモヤモヤして、身体もダルい状態では
どのみち、良いプレーはできませんから
思い切って休憩して、次のゲームに備えた方が「戦果」に恵まれます。

水分補給も重要ですが
少しでも違和感を覚えたら休憩する

もちろん、日陰など少しでも涼しい場所で、です

これもとても重要です。

サバゲーにおける熱中症対策のまとめ

最後にここまでの対策を整理しつつ
私の熱中症対策を詳しくお伝えします。

まず飲料水ですが

  • 麦茶2L×2本
  • キャメルバック1L ×1個
  • スポーツドリンク500ml ×1本

合計5~6L前後の凍らせた水分を用意しています。

正直言って、この水分を全て飲み干すことは滅多にありませんが
万が一、飲み干してしまうと熱中症まで一直線で危険です。

実は、私が学生時代に熱中症になった時は
コンビニで購入した水が2Lしかなかったので
半日持たずに水が切れ、おまけに途中からはヌルくなってしまっていました。

それが若くして熱中症になった最大の原因だったと考えています。

あの時のノドの乾きと苦しみを思えば
ペットボトル数本の重さなど取るに足らない事だと考えています。

装備品については
熱を逃がしやすい生地の装備を
元々好んで使っているのですが

それでも熱が籠ってきます。

休憩時にはベストを脱いで迷彩服の上着のボタンは外し
少しでも熱を逃がすように心がけています。

以上、熱中症の怖さと対策についてお伝えしました。

サバゲーを上達し、楽しめるようにスキルUPする事も大切ですが
それも自分の健康な身体があってこそです。

サバゲーに限らず、他の趣味においても
自分の健康にしっかり責任を持ち、周囲の皆さんの迷惑にならないように
しっかり準備して臨みましょう。


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